第2弾サイドランプの開発状況26 リセッタブルヒューズによる電圧降下問題
HOLIDAY MOUNTAINの反町です。
サラリーマンをやりながら一人で家電のデザインとメカ設計、電気設計をしています。
記録と継続目的で毎週土曜に開発内容をブログにまとめています。
基板の動作確認でリセッタブルヒューズ起因の問題があり、その詳細と対策について書いていきます。
今回の基板の課題は光を強くしていくと、消灯してしまう問題です。
いつも起こるわけではなく50%程度の確率で発生しています。
最初は異なる種類のコイルを使ってみたり、ノイズ減少のためにコンデンサを回路に
追加しましたが、結局問題が解決しません。
そこで消灯した状態の各部の電圧をテスターで測定すると、
リセッタブルヒューズの前後で電圧が1.8Vほど低下していることが分かりました。
リセッタブルヒューズは電流値によって電圧降下を伴い、その結果マイコンの駆動電圧以下になり、
マイコンが動作しないために信号が送れず、LEDが消灯してしまったようです。
またその電圧降下は発熱状況に影響し、そのため消灯する時としない時があるようです。
リセッタブルヒューズの回路部を短絡すると電圧降下も無くなり、
正常に動作するようになりました。
リセッタブルヒューズではなく、他の基板保護部品を入れるか
電圧降下の影響が小さいリセッタブルヒューズの選定が必要になりそうです。
とりあえず原因が分かってホッとしました。
スケジュール的には9月中に物を完成させたかったのですが、
今回の件で遅れが生じています。
10月中頃に完成できるようペースを上げます。
来週土曜にまた進捗を記録します。
では。
HOLIDAY MOUNTAIN
反町
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